構成文化財

21 神寶山八幡宮

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益田氏の祖は「御神本(みかもと)」の名字を名乗り、浜田市上府付近を本拠地にしていました。
御神本一族の中で、益田を本拠とした一族が益田氏を名乗りました。

鎌倉時代後期の益田氏は東仙道を本拠地としていたと考えられていますが、その証拠となるのが神寶山八幡宮です。

益田兼見が永徳3年(1383)に書き残した家訓に、御神本氏の氏神である御神本大明神を、兼見の祖父が東仙道に勧請したと記されています。
それが現在神寶山八幡宮に合祀されています。

東仙道地区には中国製陶磁器が出土した遺跡も多数あり、益田氏の拠点であった可能性を高めています。

住所 益田市美都町仙道1787番地MAP