構成文化財

17 医光寺

医光寺は、益田氏が庇護した崇観寺(すうかんじ)の塔頭(たっちゅう)でした。

崇観寺は、益田氏が特に「賞翫(しょうがん)」=大切にすべき寺院と位置づけていましたが、
戦国時代に何らかの理由で衰退し、益田氏17代宗兼が医光寺を、崇観寺の継承寺院として再興し、庇護しました。

国史跡及び名勝の庭園は雪舟の作と伝わり、池泉鑑賞半回遊式の庭は、鶴池に亀島を配置した吉祥の庭とされています。

七尾城の大手門が移築されたという総門、開山堂に安置されている南北朝時代から室町時代にかけて造られた仏像群など、全国的にもとても価値が高い中世遺構や美術品を見ることができます。

住所 島根県益田市染羽町4番29号MAP