天文12(1543)年に創建された浄土宗寺院です。
益田氏家老の増野氏の屋敷があった現在地に、慶長6(1601)年に移ってきたと伝わります。
暁音寺の東側で、妙義寺から北に伸びる参詣道と七尾城―三宅御土居を結ぶ道が交差し、防御を意識したクランク状の鍵曲り道を形成していました。
道路整備に伴いその姿を見ることはできなくなりましたが、路面標示にその名残を留めています。
七尾山を背景とする山門と鐘楼のたたずまいは、城下のランドマークの一つとなっています。
周辺には中世由来の地名も残されており、鍵曲りを中心に七尾城下を彷彿させる街路を歩いてみることができます。
住所 | 島根県益田市七尾町7番17号MAP |
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