構成文化財

05 大喜庵

大喜庵が建つ地には、かつて雪舟が滞在し、亡くなったとされる東光寺がありました。

雪舟は益田兼堯(かねたか)に招かれ、文明11年(1479)頃に益田を訪れ創作活動を行い、その時に「益田兼堯像」(国指定重要文化財)を描きました。

東光寺は天正8年(1580)年に焼失しましたが、雪舟ゆかりの地が荒廃していることを嘆いた益田市美都町都茂出身の僧侶大喜松祝により、元禄15年(1702)に大喜庵が創建されました。
隣接する墓地には伝雪舟墓(乙吉大喜庵墓地雪舟墓/益田市指定史跡)が残されています。

住所 島根県益田市乙吉町イ1204番地MAP