七尾城は、益田氏の居城で、頂上の本丸跡は標高118m、益田平野と日本海を一望することができます。
全長600m以上のY字状の尾根を要塞化した、大規模で堅固な山城で、大小40あまりの曲輪からなり、要所に堀切や土塁、畝状空堀群を備えています。
築城された時期については諸説ありますが、文献上に現れるのは南北朝時代から。
当初は小規模だった城域が、中世末期までに七尾山全体にまで拡大されたと考えられています。
戦国時代の末に益田氏19代藤兼(ふじかね)は、毛利氏の攻撃に備えて七尾城を改修し、自身も居住していました。
住吉神社は、中世に妙義寺境内に勧請された後、江戸時代に現在の七尾山中腹に移されたものです。
住所 | 島根県益田市七尾町・大谷町MAP |
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