構成文化財

19 都茂鉱山跡

益田川の上流に位置する鉱山跡。

「日本三代実録」に元慶5年(881)3月に銅が発見され、朝廷から2人の役人を調査に派遣したという記録が残されています。

主に銅を産出しましたが、中世には銀も産出し、益田氏の交易の資源となったと考えられます。

都茂鉱山で働いていた人々の技術が石見銀山へ伝わったとされています。

江戸時代以降は幕府直轄領となり、明治以降には休山と開発が繰り返されましたが、昭和62年(1987)に閉山。およそ1100年間も稼働した鉱山です。

住所 島根県益田市美都町山本MAP